いよいよ今回のイベントの一つ
「シェアサイクルでシンガポールを探検」が
スタートです。
LRTファンベイル(Fernvale)駅から借りて
Fernvale Road→Sengkang West Way→Jalan Kayuと
セレター空港方面へ北上します。
バスでは気づかなかったけど意外と起伏がある。
自転車にギアがないので足が疲れます。
めっちゃ暑いし水分足りるかな…(壮大なフラグ)
TPE(Tampines Expressway)を超える陸橋の
Jalan Kayu Flyoverを通り過ぎると
白い建物が現れます。
セレター空港が英国空軍極東基地であった時の
ゲートハウスと思われます。
ここは一方通行になっています。
出る車はこの建物の前を通過します。
バス停の奥に説明の碑がありました。
シンガポールにある戦争史跡のうちの
一つです。
むむむ…英語が読めない。
家に帰ってからGoogle先生に打ち込んでみた。
セレター飛行場は、英国王立空軍の極東主要拠点であり、センバワンのシンガポール海軍基地を守るために装備されていました。
1941年12月7日、セレターから離陸した同盟国の航空機が、南シナ海のマラヤに向かう日本の艦隊を追跡しました。
残念ながらレポートを提出する前に撃墜されました。
飛行場は重要な機能のために、12月8日にシンガポールで初めての日本の爆撃の標的となった。
シンガポールが1942年2月15日に墜落した後、日本人は飛行場を引き継ぎ、戦時中のインド人捕虜はここで拘禁されました。
今回の探検先をセレターに選んだ訳は
・緑が多そう
・大好きなラウンドアバウトがある
というお気楽な理由で決めたのですが
歴史が絡んできました。
先を続けます。
ゲートハウスを抜けると目的のラウンドアバウト
ピカデリー・サーカスPiccadilliy Circusがあります。
イギリスが絡んでいるせいか、この辺りの通り名は向うの地名に関するものが多いです。Edgware Rd,Lambeth Walk,Brompton Rd,Regent Stなど。ロンドンに行ったことがある人は顔がニヤけてしまうのではないでしょうか。
ラウンドアバウトを抜けPiccadilliy Circusを直進します。右手はずっと軍の立ち入り禁止区域です。
歩道のすぐ脇に側溝があるのですが深さがあり、柵がないので落ちたら骨折で済みそうにないです。1971年までイギリスは基地を使用していましたが、その後シンガポールへ返還されました。2008年に航空・宇宙関連の工業団地への大規模な開発が決まり、ここにあった「Black and White」と呼ばれる独特な様式のバンガローは半分以下に姿を消します。残った家は、人が住むか政府の管理を受けています。
Seletar Aerospace Drに出ます。
セレター空港を正面に見て、右に進むと
Seletar Campです。
現役バリバリの軍の基地。
銃を構えた兵士の人が見えます。
私は思いっきり不審者ですね(=゚ω゚)ノ
先を進むと使われていない大きな兵舎があります。
車寄せもあって美しい建物です。
何に使われていたのかはわかりませんが…。
抑え目なブルーグレーが磁器を思わせます。
また先へ進むともっと大きな3階建ての兵舎があります。
Block 450です。
土が盛ってあるし立ち入り禁止区域なので
道路から見えにくいです。
長方形のメインの建物に、離れの建物が両脇にくっつく形です。
意外と建物の意匠が細かい。
正面の写真がURAに掲載されていました。(
こちら)
以前どこかで中の写真を見たんだが
どこのサイトだっけなあ。
涼しいイギリスから来て熱帯地方で雑魚寝か~。
兵隊さんは大変だなあ。
新しい開拓地故、枝ぶりの乏しい街路樹の中
直射日光をガンガン浴びながら、のろのろと
自転車を漕ぎ続けます。
~その2に続く~