怪しい大福をつくる
2014年 01月 08日
紹介されていたのですが、着色料で毒々しく
お化粧された餅に比べ、なんとなくアピールに
欠けたあんこに物足りなさを感じたのです。
「私だったらこうしたいな~。」という夢を
実現させました。
渋い?
作ってる人が地味だからなあ。
でも中身は凝ってみた。
東南アジアに敬意を表したラインナップです。
では順にご紹介いたします。
1、緑豆大福
お汁粉や月餅でおなじみの、体の熱を取る
働きがあるとされる緑豆のあんこに
桑の葉茶のほろ苦さがアクセントの求肥を
合せました。
これがいちばん和菓子っぽい出来だった。
50円の差をケチって皮つき緑豆を買ったら
あんこがセメント色に変身Σ( ̄ε ̄;|||
ケチらず皮むき緑豆を買えば、手間がかからず
黄色のあんができたのに。
2、ボボチャチャ大福
マレーシアやシンガポールで食べられている
お芋各種とタピオカが入ったココナッツ汁粉を
あんにしました。
タピオカの代わりに茹で小豆とコーン入り。
皮もココナッツミルク入りです。
キャッサバ芋が手に入らないので、さつま芋・
長芋・里芋の3種を投入。
具についての異論は受付けません。
3、レンズ豆大福
天野朋子氏のマクロビ本に載っていた
「レンズ豆をドライフルーツで煮るとまるで
栗ペーストのよう!」が本当なのか作ってみた。
レーズンが材料に入っているのと、色どりを
考えてブドウジュース皮を合わせた。
工程は比較的簡単だが、ねっとねとの豆を
ミキサーにかける作業はうちのミキサーでは
無理だった。
やむなく水を入れてミキサーにかけ
煮詰めて水分を飛ばす。
味は…栗と言うにはちと遠い。
レーズン味の粉っぽい豆味だ。
4、ミロ大福
今回の白眉であるミロ生大福。
3種はすぐ思い浮かんだが最後の1つが
決まらずオットに「ねーねー、茶色の大福って
何がある?」と無茶ぶりした。
コーヒー、チョコといった月並みな答えのあと
「ミロ!(`・ω・´)」と好物を答えた。
…これだよ!
マイローを忘れていたよ!
ローソンのロールケーキの生クリームだけを
冷凍庫で固め、緑豆あんとミロを合わせた
あんでくるむ。
求肥の水分はもちろんミロだ。
強い子になれるようちゃんと牛乳で溶いたd( ̄ー ̄)
今回の求肥は,白玉粉とタピオカ澱粉を
4:1の割合で作った。
(タイの大福もタピオカ入りだったような)
翌日でも皮がモチモチだ。
さすが食品添加物
大量に残った怪しいあんこをどうしよう。
鏡開きは怪しいお汁粉か。