焼きまんじゅうをつくる
2013年 11月 27日
北海道へお嫁に来て何年か経ちますが
未だに上州弁が抜けません。
群馬のソウルフードの一つ「焼きまんじゅう」
※元祖呑龍山田屋本店より
すかすか・むちむちしたちょっと酒まんじゅうに
似た味のまんじゅうに、ツヤツヤこってりな
みそだれを塗って炭火で香ばしく焼く。
あんこ入りの焼きまんじゅうがあるそうだが
あんこ星人の私もちょいとあんこは御遠慮
願いたい。
帰省した際は必ず買って食べます。
★mayisの独断と偏見焼きまんじゅうランキング★
1,岩崎屋
→食べなれた味。名物黒い焼きそばと一緒に食べる。
2,元祖呑龍山田屋本店
→まんじゅうがうまい。ここの最中もうまい。
3,助平屋
→高校生の時、よく買い食いした思い出の店
当然ながら北海道では全く売っていません。
今の時代、通販でお取り寄せが可能ですが
なんでも作りたがりのわたくし、故郷を
思い出しながら作ってみました。
◎材料 2~3人分
・まんじゅう
強力粉 150g
薄力粉 150g
玄米&ヨーグルト元種 100g
インスタントドライイースト 1g
砂糖 大さじ1
塩 小さじ1/4
ぬるま湯 40~80cc
冷やご飯 100g
甘酒(市販) 100g
注:元種は処分で入れたのでなくても出来ます。
その場合イーストを3gに増やしてください。
・みそだれ
砂糖・みりん・赤味噌・日本酒 各お玉1杯
黒砂糖 大さじ2
はちみつ 大さじ1
1,冷やご飯と甘酒をミキサーにかけ粥状にする。
2,ボウルに、液体以外の材料を量りながら入れる。
全て量ったら1の粥状を入れる。
3,ぬるま湯を少しずつ入れながら、ねちょっと
手にまとわりつくくらいの緩めの状態まで入れる。
今回40cc入りました。
4,10分ほどこねる。最初はネチョネチョだけど
最終的につるんとした生地になる。
5,2倍の大きさになるまで一次発酵させる。
(冬で室温が低いせいか保温しても2時間半かかった)
6,この間にみそだれを作る。
材料を全て鍋に入れ、中弱火で煮詰める。
冷めるとたれが固まるので、へらで書いた筋が
すぐ消えるくらいの濃度で火を止める。
7,パンチを入れ4分割後、30分ベンチタイムをとる。
8,4分割した生地をさらに6分割して丸める。
(焼く時大きな竹串で刺すなら4分割にする)
9,蒸し器にはく離紙をひいてまんじゅうを並べる。
蒸すと膨らむのでつかず・離れず程度の距離で。
10,蒸し器に並べたまま倍の大きさに
なるまで二次発酵させる。
11,中火で15~20分蒸す。
ちょっとまんじゅうの味見を(作る人の特権♪)
あっ、味が薄くてスカスカ・ネッチリでうまい!
これだよ~(T▽T)
12,熱いうちに縦3 or 縦4等分に分ける。
一般的な細い竹串→縦3
青竹の太い串→縦4
13,串で刺す。まんじゅうは冷めたら固くなるので
温かいうちに焼く。もし冷めたら温めなおす。
14,魚焼きグリルにアルミホイルを引いて
(たれが焦げて掃除が大変)、両面に焼き目が
つくまで焼く。
15,焼けたまんじゅうの両面にたれをたっぷり塗る。
16,再度まんじゅうをさっと焼き、たれを照り程度に
さっと塗って出来上がり!!
食べている時、自分でふる里の味をある程度
作れた感激で胸がいっぱいになって、少ししか
食べられなかった(笑)
手間はかかるけど、これで通販代が浮いたぞー
オカンに写メで報告したら「すごいねー!でもみそが
黒くないね。」と言われた。
オゥイエス、解ってる。
群馬の黒々としたみそだれを追求するなら、
黒砂糖をお玉1杯にして、砂糖を大さじ4にすれば
黒いみそだれになると思います。
焼きまんじゅう屋さんでは、米と米麹できちんと
甘酒をつくって、その発酵力を生かしてイーストを
使わずまんじゅうを作るとか。
むう…プロの技。真似できるかいな。
麹菌が活発になる冬の間、ちょっと挑戦してみたい。