なんでも食べるぞ、いろいろ作るぞ


by mayis-havaalani

おしかちゃんのテーラーになる

ちょっと前のことですが、アジアのこと・ブログのこと・赤ペン先生(爆)など
大変お世話になっている「ポンポコ研究所」の狸田ポン太所長に
直メールを出しました。
「ヒマなので私におしかちゃんのロゥンジーを作らせてください。」
自分でもこの根拠のない作れるだろうという過信が信じられない…(´Д`;)=3

所長におしかちゃんの細かいサイズを計測してもらう。
それを見ながらおしかちゃんのダミーを作るため、型紙をつくる。
数字だけ見ていきなり服を作れる能力は持っておりません…
うん、こんな感じかな?
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型紙が出来たら必要なものの買出しに行く。
接着芯と中綿は100均でいい。
市内で一番古くからある大型手芸店に向かう。
申し訳ないがロゥンジーとシャツの布は「お得!端切れコーナー」
からゲットだぜ。

ダミーの布(鹿色の短毛ファー)が高すぎる。
3,000円オーバー/1mなんてダミーにかけられませんよo(`ω´*)o
うんうん考えたらいいアイデアが浮かんだ。
うちの座布団カバーが似てるじゃん♪
早速某ホームセンターで同じ物を買った。やったぜ買い物上手。
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後日競合店で398円/1mの生地を見つけた。ちっ。

早速ダミーを作成する。
基本縫って、指定サイズに綿を詰めて、指定サイズに
首をつけるだけなので楽だ。
蝶ネクタイをつけてダミーおしかちゃんの出来上がり。
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ロゥンジーづくりに移る。
一回目…ありゃりゃ短すぎた。
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二回目をたたき台にして、三回目で仮縫いの出来上がり。
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翌朝オットがロゥンジーを着たダミーを手にしながら
「これさあ…なんか部族みたいで不気味じゃない?オレが顔書いちゃる。」と言った。
確かに良く言えばアメリカのジンジャービスケットマンだが、悪く言えば神社の
人形(ひとがた)に似ているかもね…。
楽しそうにお絵かきされ出来上がりました。
命名:バンザイ太郎
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記事で見た立ち襟のシャツをつくり、太郎にロゥンジーとシャツを着せた
画像データとともに所長に「仮縫い出来ました」と報告する。
そこで思いもかけない言葉を目にする。

>実をいうと、シャツは結構厄介ポン

私達が狸田所長の記事で目にするシャツは、実は2枚重ねで
下に着た立ち襟のシャツはロゥンジーの裾に入れ、その上に
エンジーという丸首の上着を着るのだ。

どうする~バンザイ太郎、シャツは出直しだね…
♪ぁあ、そんなの関係ねえ!オネーサン生中もう一杯~♪
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首周りと腕周りがきつく、裄丈も短めなのでもう一回型紙を起こして裁断する。
こんな小さいシャツでこのパーツ量だ(接着芯を入れたらこの倍)。
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この日を前後してうちのエンタメ担当&命綱のPCが壊れる。
連絡が取れない・ちょっとした調べものが出来ない・ブログは冬眠(お約束)
仮縫い上がりの連絡をした際、所長よりエンジー作りの資料として
ミャンマーの国会議長の画像を頂く。
一日何回も国会議長に熱視線…
好きになったらどうしよう(ノ∀`●)>ぉぃ

新エンジーの仮縫い完成!
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この画像とポケットについて確認をお願いしたら
ポケットも何やらかんやら細かい決まりがあるらしい…。
とりあえず2段でポケットを作り(小さいけどそれぞれ物が入ります)、
縫い付ける。





今回の作業で一番苦労したもの…ロゥンジーでもエンジーづくりでもない。
それは紐の中華結びだった。

初心者はまず太くて柔らかなロープで練習をして、コツを
つかんでから細かい作品に移る。
しかし私には練習している時間などない。いきなりほっっそい紐でやるのだ。
難関のあわじ玉を_| ̄|○


ここまでは何とかできるんだけどさあ…ここからなんだよ…
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出来た!でも何だこの輪っこは?出来てない。
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紐を組んで引き締める際、どんなに注意しても遊び紐が出る。
中華結びは大きな一筆書きなので、順々に引き締めていけばいいのだが
中座するとどこからどう行くか、忘れてしまうのだ。

2日計18時間、昼飯抜いて、トイレも我慢して(膀胱炎になりかけた)
紐と格闘しやっと3組出来上がった!!
あわじ玉を諦めて玉結びを2本取りで作ったらなんとラスト2時間で出来た。
私の16時間を返せ。
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出来た中華結びは、ボンドを紐の端に塗ってほつれを防止する。
乾いたらバランスを見ながら縫い付ける。


ロゥンジーの仕上げをする。
所長より「ずれないようにストッパーを付けてほしい」との要望があった。
しかし市販のスラックス&スカート用シリコンストッパーは
自分が使ったことがないのでよく分からない。
そして鹿には高い。

狸田所長は忙しいだろう…ささっと着脱が出来ることが大事。
ゴム入れればいいや(適当)


☆人形用服の為の乱暴な部分ゴムウエストの作り方☆

1,ゴムを入れたい部分に穴を開ける。表布にひびかせないよう注意。

2,細ゴムを入れる。自前のゴム通しでは入らず安全ピンでやった。
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3,ゴムを両側から最大限に引っ張り待ち針で素早く止める。
  穴をミシンで返し縫いして塞ぐ。
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4,出来上がり。今回はウエスト左右と背面にゴムを付けました。
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◎ロゥンジー出来上がり画像
通常のロゥンジーは筒状に縫った布を体の前面で縛りますが
人形では厚みが出て不可能なので、筒の両サイドに共布で作った
縛り用紐を縫いつけ前面で固結びしました。
布のたるみと縛り紐は、あとで調整ができるよう
切り取らず裏でまつり縫いをしてあります。
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◎エンジー出来上がり画像
二重のシャツでありながら、着脱がしやすく布の厚みを
最小限にするため、立ち襟を前身頃&後ろ身頃の見返しにつけ
エンジー本体にくくりつけました。
身頃はマジックテープ・エンジー本体は中国結びの紐と
隠しスナップで開閉します。
シャツを開くと、二重の観音開きのような構造です。
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作った当初は「もうしばらく作りたくない!」と思ったのですが
今になって紐を細リボンにしたらどうか…とかエンジーを薄手の
ポリサテンで作ったらいいかな、とかミャンマーの学生さんみたいに
白シャツ&真緑ロゥンジーはどうかな、とかアイデアが浮かんでいます。

もっと実物を見たり展開図を見る機会があればいいなあ。

おしかちゃんが着用した様子はこちら→
さすがアイドル、めちゃくちゃかわいい~(^▽^)

長文お読み頂きありがとうございました。
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by mayis-havaalani | 2013-11-20 12:33 | 挑戦