こうして筋腫は見つかった
2011年 08月 31日
お盆商戦で疲れたのか、オットの看病疲れかw
5分間隔で来る胃の差し込むような痛みに耐えきれず、オットと仲良く病院へGO♪
血液検査・胃カメラ・エコーと検査をこなし、結果を聞くと先生がさらっと言った。
「胃は胃炎なんだけど、子宮筋腫がありますよ。7センチの。」
頭の中で「?」マークがたくさん点くが、とにかく説明を聞く。
胃は潰瘍になりかけが2つあるけどもう治りかけです。
ほら、ここに「びらん」があるでしょう?
お薬出しますから飲んで下さいね。
筋腫は専門外なので、専門医へかかってください。
この瞬間胃の痛みは消えていた。
7センチって…大きいよなあ。
すでに診察を済ませ、待合室で待っていたオットにこの事を話すと血相を変えて慌て出した。
「おい、胃はともかく子宮筋腫ってどうした!俺も説明を聞きたい。」
受付の方に事情を話し、もう一度先生から説明して頂いた。
病院から外に出て駐車場へ向かう道中、オットは決断した。
「mayis、今日は仕事休みな。今すぐ婦人科へ行こう。俺も一緒に行くから。」
この日は二人とも出勤日で、二人して「病院に行ってから出勤します。」と連絡していたのです。
とりあえず帰宅して二人それぞれ会社へ連絡し、ささっと病院を調べて産婦人科へ向いました。
婦人科に着いて問診票を書き、二人でぼそぼそしゃべりながら呼ばれるのを待ちました。
待合ルームに呼ばれると、すぐ検尿と看護師さんから問診です。
またしばらく待って私の番が来ました。
先生に他の病院のエコーで子宮筋腫が見つかった事を言い、詳しく見て頂きたい、と言いました。
まずは問診票にそって先生から質問を受け、その後内診(内視鏡)です。
ちょうど生理初日だったので診察しにくかったようです。
自分用のモニターもあったのに緊張して見ている余裕がありませんでした。
先生が私の下腹を順に押し、「痛かったら言ってくださいねー」と押していきます。
おへその真下、横長に固く、痛いエリアがありました。
「mayisさん、これが筋腫ですよ。ずいぶん大きいねえ。いつからあったの?自分で気づかなかった?」
う~ん、言われてみたらごりごりしてるなあ…。
がっちり体系だからこんなもんかと思って注意を払ったことないぞ。
頭がぐるぐるとしたまま、すぐエコー検査に移りました。
先生がしきりに「うん、ここか、でかいなあ。」を繰り返します。
「mayisさん、これが筋腫なんですけどわかります?エコーに写りきれてないの。かなり大きいよ。」
と画面を指しながら言いますが、白黒画面だし、画像はぼよ~んとふくらんだ物が写っているのが
わかる程度で正直わかりませんでした。
でも事の重大さがやっと身に染みてきました。
オットにも立ち会ってもらい先生から結果を聞きました。
子宮筋腫です。おそらく10センチ以上はあるでしょう。
今エコーで見ましたが、写りきれなかったのでMRIを撮らないと大きさと場所が特定できません。
あなたは若いので(※34歳)女性ホルモンが活発ですからもっと大きくなる可能性があります。
治療法としては手術です。
出産を望むなら核出(筋腫の切除)ですが、再発のリスクはあります。
しかし場所によっては、この大きさですと子宮全摘出の場合があります。
聞いているうちに頭が真っ白になってきました。
何も考えられません。
オットが私の代わりに何か質問してくれたようですが、覚えていません。
今まで忙しい・金がかかる・恥ずかしいで検査を敬遠してきたバチが当たりました。
子宮筋腫は良性腫瘍で、必ず治る病気です。
そして30歳以上の女性なら3人に1人はかかる病気です。
でも、私のように後手に回ると大変なことになるのです。
口数の少なくなったオットと顔面蒼白なくせにぺらぺらしゃべる私は、帰宅しました。
オット、とうとうこの日は欠勤しました(爆)
二人で今後の事を話し合いましたが、感情が高ぶってパニックになっているので
要領を得ません。
それにお腹が空いていたし、それぞれ胃と腸の薬を飲む必要があります。
無言でシュークリームを食べ、薬を飲み、とりあえずお昼寝しました(^_^;)
起きたらお互い頭がスッキリしたので、やっと冷静に今後の事を話し合いました。
そして胃腸の調子が悪いのに、やさぐれた二人は宅配ピザで夕飯!
お互いの親に報告し、やっと長い激動の一日が終わったのでした。